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都立産業技術高専荒川キャンパスを訪ねてみました。―「モンゴル高専」への助っ人がたくさんいます。

   2015513日、一時帰国中の「モンゴル高専」理事長中西佑二先生(当会代表代行)が都立産業技術高専荒川キャンパスを訪問されました。先生がご挨拶に赴かれる所、どこででも大歓迎、そこには、モンゴルでの中西先生のご活躍振りに対する、多くの賞賛と労いの言葉がありました。

  そんな中を中西先生に同行し、二つのサークルの皆さんと懇談できる機会を得ました。そこには、これから期待できる、「モンゴル高専」への潜在的助っ人が沢山いました。

  一つは、この産技高専でかつて教鞭を執られたOBの先生方のサークル『ものづくり教育研究会』です。この日、そこでは、6人の先生方と、手伝いの高専2年生の女子学生3人が集まり活動していました。お聞きすると、週1回集まって、小学生・中学生へのものづくり教育のための教材を手作りしたり、アイデアを案出具体化して、時には各学校や公共施設で、ものづくりのオープン教室を開いたりしているとのことでした。
  その先生方・学生達にモンゴルでのお手伝いをお願いしてみたところ、学生達からは「是非に」と即、前向きの反応が返ってきました。一方、先生方はお互いに譲り合いの精神を発揮されていました。未知のモンゴルという世界への挑戦意欲に老若の差が表れていました。先生、学生を問わず、モンゴルへ出かけて頂きたいものです。

  また、もう一つ、現役の教師・学生から成る『海洋環境研究同好会』の皆さんとも懇談できました。ヨットに乗って、操舵したりセーリングしたり、海洋での楽しみを体験研究しているグループでした。居合わせた学生達は、就職が内定した5年生達でしたが、モンゴルへの興味と関心は高いものがありました。 彼らにもまた、モンゴルへ出かけて、「モンゴル高専」の学生達に対し、日本式そのものの高専教育を受けた先輩として、例えば、モンゴルで行われている「模型船コンテスト」への出展作品の製作などを指導助言して欲しいものです。学生の中には卒業旅行として訪蒙したいとの強い希望を述べる学生もいました。これからの、学生同士の交流進展が期待できそうです。

『ものづくり教育研究会』の先生方と手伝いの女子高専生達(2年生)
    

     (前列両端は、右:当会代表代行中西先生、左:当会内川事務局長)

②身近にある木片を使って作ったブリッジと、3人の高専2年生のアシスタント。
 この原理を使って、もっと長い橋が、割り箸ででもできるとのことでした。

  

③先生方の和気藹々とした活動の様子。創意工夫して、いろいろなもの作り教材が生まれています
 

『海洋環境研究同好会』
の皆さん。顧問の先生は、右端山本先生、鈴木先生(左端)、池原先生(そのお隣)
 
  


2013年製作中の船体(左)と完成した船体を川に持ち運び試走
    20158月の人力ボート大会を目指して新艇を製作中。企業から寄贈されたソーラボートも大会に参加するという。
  

   

④参考写真
    4/25開催されたモンゴル模型船競技会      「モンゴル高専」1年生サンダルド
           28艇が出場              グジ君の船、6位に入賞

  

                                                                                                                                                                      以上