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代表理事のあいさつ

 

ご挨拶 代表理事中西
代表理事 中西 佑二

  弊会は、2010年1月、モンゴルに日本式の高専が設立されることを願って発足しました。国費留学で日本の高専を卒業したモンゴルの若者たちは、母国の発展のために日本式の高専を創りたいという崇高な志をもっていました。それに共感した仲間が集まって当支援の会を立ち上げたものです。

 2013年10月、笹川平和財団の支援のもと、モンゴル工業技術大学(Institute of Engineering & Technology)内に日本式高専のモデルクラスが開講しました。弊会はその支援団体としてモデルクラスの開講を全面的に支援しました。その翌年2014年9月には、モンゴル側、日本側双方の関係者の努力によって、ウランバートル市に、モンゴル工業技術大学附属モンゴルコーセン技術カレッジ、新モンゴル技術カレッジ、及び国立科学技術大学附属技術カレッジの日本式高専(「技術カレッジ」と謂う)3校が創設されました。

 弊会は、発足以来これまでに、カリキュラムの提供や、教員の派遣、教育機材の発送、そして日本の国立高専専攻科への進学や、インターンシップ・就職の手伝いなど、多くの支援活動を行ってきました。

 今では、モンゴルの技術カレッジは、モンゴルの大学への進学、モンゴル企業への就職はもとより、日本企業への就職、日本の大学・高専への進学等に顕著な実績を上げ、国際的にも高く評価されています。そこで、モンゴル政府は新たに3校を設立することにしました。それらが2023年9月、ダルハン市、エルデネト市、及びウムヌゴビ市の各市に開校しました。

 2024年9月、モンゴル高専は創立10周年を迎えます。弊会は、モンゴルの若者が日本を知り、日本の企業を知って、日本の高い技術を習得し、将来、モンゴル国の産業の発展に貢献してくれることを願っています。

 次の10年に向かって、一層の支援をモンゴルの高専に注ぎたいと思っています。

 今後ともよろしくお願いいたします。