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ハンダ付アート教育から協同作業の喜びを知る!!

 「モンゴル高専」では、電気・電子工学分野のものづくり授業の一環として、ハンダ付アート教育を取り入れています。この授業を通して、最近、学生達が「みんなで力を合わせれば、ものづくりができるのだ」と目覚め、その喜びを噛みしめ始めているとのことで す。
 昨年10月の日本式高専「モデル教室」開講以来、ハンダ付アートの指導を続けている西山明彦先生からの報告です。
  モンゴル人は、「一番になろう」という強い心を持っており、一生懸命努力するが、これも個人プレーが中心で、チームプレーになると弱い、という傾向があるとのこと。確かに、個人競技である、大相撲での横綱の活躍や、オリンピックでのレスリングの活躍ぶりを見ると、肯けるところがあります。
  今回、学生達は、皆で協力し合って大きな「クリスマスツリー」と「橋」をハンダ付アートとして作り上げました。完成した作品を見ながら、学生達は、協同作業の素晴らしさと、自分たちでも「やれば、できるのだ」という強い自信と喜びを率直に言葉にしているそうです。
 1126日には、「モンゴル高専」へ視察に訪れた、日本の国立高専機構の先生方に学生の1人が、英語で「ハンダ付アート」について説明をしました。
 彼らが作った作品が下記です。彼らは目覚めました。これからが楽しみです。

①ブリッジ

②クリスマスツリー

③クリスマスツリーの製作に熱中する学生達(1年生)

④学生の1人が国立高専機構の先生方へ英語で説明


⑤最初の協同製作作品のハンダアートロボット

⑥皆で協力し合って、初めてロボットを作った頃から目覚め出した、と仰る西山先生と
    協同作業の素晴らしさに目覚めた学生達(「モンゴル高専」の1年生)

                                                             以上