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中西佑二先生 モンゴルから 帰国 !! 2年間の「モンゴル高専」での ご活躍 を終えて―

   2015102日、中西佑二先生が、NISVAの派遣期間満了により、モンゴルから帰国されました。201310月に、モンゴルへ日本式高専教育システムを導入するために赴かれてから2年、モンゴルでの八面六臂のご活躍を終えての帰国です。
  現地では、着任するや、モンゴル工業技術大学(IET)の中に日本式高専教育の「モデル教室」をスタートさせ、その翌年には正式な、教育科学省の認可を受けた「モンゴル高専」の開校を成し遂げられました。その「モンゴル高専」の理事長として、学生・教師への教育指導はもちろんのこと、学校の運営、カリキュラムの策定、教科書の翻訳、実験機材の調達等々、獅子奮迅の働きをされました。正に、モンゴルにおける高専教育の進むべき道を切り開き、その方向性を定められました。
  滞在期間中は、マスコミ等の取材を受ける機会も多く、現地のテレビ出演などで中西先生自身、モンゴルでは「有名人」でした。また中学校へ出向き、ものづくり教室を開催してものづくり教育の啓蒙活動にも献身的に取り組まれました。その結果、今では、『高専』―КООСЭНという言葉はモンゴル語の普通名詞として使われるようになっています。
  帰国に当っては、IETから同大学最初の「名誉教授」の称号を授与されました。また、別れを惜しむ「モンゴル高専」の学生教職員の皆さんによる送別会が何度も開かれました。
  この10月には、そのご功績を称えられ、モンゴル国大統領から「ナイラムダル(友好)勲章」をお受けになります。中西先生のこれまでのモンゴルでのご活躍に対し、その労をねぎらうとともに、心より敬意を表したいと思います。

「モンゴル高専」学生・教職員全員との送別記念写真 (前列右から9人目中西先生)
    

②中西先生へ
IETから、同大学最初の名誉教授の称号が授与されました
   

③名誉教授の称号授与式において、「モンゴル高専の創設と将来計画」という演題で講演をされました。 
  


④「モデルクラス」の学生による送別会の記念写真
  
     (MKマークは、「モデルクラス」の学生達とスタッフが製作して贈った記念品)

⑤「モンゴル高専」教職員による送別会での記念写真
   

⑥日本人の先生方による送別会

  


⑦使用していたカメラ
2台、ビデオカメラ、スライド丸のこ、コードレス電気ドリル、
  カラープリンター、各種工具類などをIETモンゴル高専に寄贈
 

  

モンゴル高専全学生との記念撮影

   

⑨モンゴル高専全学生の気持ちを書いた短冊が入った瓶をプレゼントされました。何よりの宝です。

     

                                                        以上