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苫小牧高専 栗山昌樹教授 が国立高専機構から表彰 !!

 2018年4月24日、国立苫小牧工業高等専門学校の栗山昌樹先生(土木工学)が、国立高専機構から表彰を受けられました。モンゴルへの高専教育導入支援にこれまで多大な貢献をされて来た、その功績を讃えられてのものです。
 先生は、2012年以降、支援の会が現在のモンゴル工業技術大学(IET)付属「モンゴル高専」立ち上げの活動を始めた、その当初の段階から、当会とともにモンゴルへ日本式高専教育を導入するために尽力されて来ました。  
 その結果、2013年10月にIETの中に日本式高専教育の「モデルクラス」(学生数33名)が誕生し、翌年には、モンゴル国教育科学大臣の認可を得て、正式に高等門学校としてスタートしました。2016年4月には高等教育法が改正され、法制度的にも高専が高等教育機関として位置づけられました。そして、今年の秋には、「モデルクラス」の学生たちが高専教育の全課程を修了するまでになっています。この間、栗山先生は、苫小牧高専の先生方や、同校の多くの同窓生へ働きかけられ、苫小牧高専の多くの関係者を糾合して、教育プログラムの作成、教師の派遣、実験機材の提供等々、この事業に深く関わって来られました。  
 今や、国立高専機構が「海外へ高専教育のノウハウを輸出」するまでになっていますが、その素地をつくられたのは栗山先生とも言えます。  
 栗山先生の今回の受賞を心よりお祝い申し上げたいと思います。