中島・池田両先生が第2回目のレゴロボット教室を開催
2015年5月1日~8日、トゥルースアカデミー(レゴロボット教室)の中島晃芳先生と池田有佳里先生が、昨年9月に続いて「モンゴル高専」を訪れ、2度目のレゴロボット教室を実施されました。お二人ともレゴロボット教育では日本屈指の指導者として知られています。
今回は、レスキューロボットについての授業となりましたが、ロボカップジュニアのレスキュー競技にRCXで出場し、ジャパンオープンで3位になった日本の大学生名村圭祐君も同行しました。彼からも「モンゴル高専」の学生達に、その持てる技術・ノウハウを伝授、指導してもらいました。
「モンゴル高専」では、昨年11月に「ロボット研究会」が創られ、学生たちの興味・関心・やる気は最高レベルにあります。最終日の7日には、ロボコンも実施され、充実したレゴロボット教室となりました。
なお、IET付属の専門学校(*)の学生・先生達には、このような教育体験がなく、また「ロボ研」の様なものもないため、「モンゴル高専」の、この授業を専門学校のお二人の先生が参観、聴講されました。
*[注] IET (Institute of Engineering & Technology) には、「大学」と「モンゴル高専」の外に、
「高卒で入学する専門学校」と「中卒で入学する専門学校」、それに「社会人のための専門学校」があります。
①中島先生の授業
②板書されたプログラム
③2人1組のペアに分かれ、中島先生の講義を聴く学生達
④レゴロボットを操る
⑤ご自身のレスキューロボットによるライントレースデモを説明する大学生名村君
⑥名村君の学生への指導も好評でした。
⑦IETの理事(右)も中島先生の授業を見学。
⑧見学するIETの先生(右から三人目)。同年代の専門学校生へも教えたいとのこと。
⑨レスキュー競技のフィルド図面、この上でレスキューロボットの競技が行われました。
ホワイトとシルバーのテープを認識し、2秒そこに留まり、1分間に何点の点数を挙げられるか、の競技です。
ホワイトとシルバーで点数が異なります。
⑩モデルクラスの学生達と記念撮影(前列右から 池田先生、中島先生、名村君)
⑪休日には、日本人墓地を「モンゴル高専」の先生方と訪問されました。
墓地の上段には慰霊台があり、中段は円形の広場になっていてその中央にはモンゴルの地図と日本の方向が
矢印で示されています。中島先生のあたりが日本の方向です。(右から2番目:中島先生)
⑫この日は5月5日(火)、皆で墓地の敷地内に植樹をしました。
モンゴル高専の発展に合わせて、植樹した木々も成長してほしいとの期待を込めて。
以上