「モンゴル高専」の先生方が日本で教師研修
2015年5月11日~25日の間、SPFの支援により、「モンゴル高専」の3人の先生方が苫小牧高専と福井高専での教師研修に臨みました。来日したのは、ムンフバヤル副校長先生、ガンゾリク先生(数学)、そしてバヤルバト先生(情報技術)です。
3人の先生は、両高専で、それぞれの専門分野について、その教育指導法等を諸先生方から直接指導を受けるとともに、実際の授業を見学したり、実験をして研修に励まれました
苫小牧高専での教師研修(前半)は、今回で3回目となりました。このことは、北海道新聞でも大きく取り上げられ紹介されました。
一方、福井高専での教師研修(後半)は今回が初めてです。同校はムンフバヤル先生の母校でもありますが、同先生は、卒業以来15年ぶりの訪問でした。学生時代当時の先生方が約半数いらっしゃいました。また、地元で乗った電車の中では、子供を連れた同窓生の旧友にも偶然出会ったとのことです。ムンフバヤル先生にとって今回の来日は、多くの人との久しぶりの再会の場ともなりました。
なお、帰国直前には、3人の先生方は都立産業技術高専も訪れ、日本へ一時帰国中であった中西佑二先生(都立産技高専名誉教授、「モンゴル高専」理事長)の案内で同校の教育施設を見学されました。また、この日開催された当会の定時社員総会後の懇親会にも出席され、当会メンバーとの親交を深められました。
①苫小牧高専での研修を報じる北海道新聞記事(2倍ズームで読めます)
②苫小牧高専 黒川一哉 校長先生(左から3人目)へご挨拶
(右から2人目ガンゾリク先生、3人目ムンフバヤル先生、左端バヤルバト先生)
③苫小牧高専構内での実習授業を澤田先生(道路上)が案内、見学
④研修の様子 (左から二人目は、今年3月「モンゴル高専」に短期派遣教師として赴かれた澤田先生)
⑤研修の合間を縫って、三人の先生は苫小牧市の岩倉博文市長(左から3人目)を表敬訪問。苫小牧高専の
栗山先生(左端)と澤田先生(右端)がご案内されました。
今、北海道は全道あげてモンゴル国との交流を推進している最中です。
⑥福井高専での研修へ。初回研修のため、中西先生(「モンゴル高専」理事長)もご挨拶に同行。
中央は、福井高専の山本幸男教授。
⑦卒業生ムンフバヤル先生(右)の研修来校を拍手で迎える福井高専の教職員の皆さん
⑧母校福井高専の松田理 校長先生へご挨拶するムンフバヤル先生
⑨福井高専での研修の様子
⑩福井高専実習工場での研修
⑪福井高専での授業見学
⑫山本先生から、最新鋭の実験機材の説明を受ける。
⑬卒業生ムンフバヤルさんにとっては懐かしの、校庭と遥かな福井鯖江の山並み
⑭勉強中の福井高専の学生
⑮5/23(土)、都立産技高専を見学
⑯5/23(土)、当支援の会の懇親会へ参加
以上