三井化学鹿島工場からの教育機材の贈呈式が行われました !!
2017年5月8日、三井化学㈱鹿島工場の川西俊三様がモンゴル工業技術大学(IET)付属「モンゴル高専」を訪れました。IETの招待によるもので、鹿島工場長の名代として訪ねられました。
一昨年11月以降、IETは、三井化学㈱から、鹿島工場の閉鎖に伴い不用となった機材の寄贈を、数回に分けて受けています。このことへの感謝の意をこめてIET が招いたものです。
翌9日、「モンゴル高専」の実験室の一室で、寄贈された機材の目録と、それに対する感謝状の贈呈式が行われました。 セルゲレンIET総長(兼「モンゴル高専」校長)やガンバット学長等IETの要人・先生方、そして訪蒙中の中西佑二当会代表も交じって川西様を囲み、シャンパンでもって祝杯が挙げられました。その折しも、4月6日に鹿島工場から搬送された貨物が、ウランバートル駅に到着したとの知らせが式場に入りました。この日は日本では大安に当たります。お目出度い日であることが披露されました。
川西様は、鹿島工場のプラント建設をはじめ、工場の最初の立ち上げから本年12月の工場閉鎖までの全ての過程に携わり関わってこられました。技師としての生涯の思いが籠った品々が、モンゴルの高専教育に役立つのを目にされ、感慨一入のことだったでしょう。
①「目録」が読み上げられ、川西様(中央右)からセルゲレン総長(中央左)へ手渡されました。
② 三井化学への感謝状がセルゲレン総長(左)から川西様(右)へ贈られました
( 感 謝 状 )
③ シャンパンで祝杯。
黒いテーブルは三井化学から寄贈された実験台と思われます。背後には化学実験器材の入った段ボール箱や書庫キャビネット等が見えます。
これらは、昨年10月に搬送したものです。
④ ガンバット学長(左)と談笑される川西様
以上