品川区がモンゴルの高専学生を「科学技術交流事業」として招聘 !!
2017年9月6日~11日まで、品川区がモンゴルの高専学生9名を技術交流の一環として、「さくらサイエンスプラン」を活用して日本へ招き、就業体験の機会を提供しました。
学生たちは、ものづくりのメッカ、品川区の著名企業を訪問し、ものづくりの現場を見学しました。そこでは製造工程の一部を直接体験する機会も得ました。
今、品川区のものづくり企業の間では、人手不足の問題に加えて、技術の継承が大きな課題となっています。その意味でも将来的にモンゴルの高専卒業者の力に期待するものがあります。品川区では、この事業を更に充実させて来年度以降も実施の予定です。
当会の中西佑二代表理事は、品川区の企業経営指導員でもあることから、当会としてもこの品川区の事業には、当初から深く関わりを持ち、期間中は企業等への同行案内等に携わりました。また俵一史当会理事が「原価計算」の講義を実施する等の活躍もありました。(29.9.9付最新ニュースご参照http://mongolkosen.org/top/backnumber?q=node/228)
最終日の成果発表会では、学生たちは日本の技術の素晴らしさに感動したことや、再度来日してものづくり技術を修得したいとの強い願望を語っていました。
①来日初日、濱野 健 品川区長を表敬訪問、モンゴルの伝統文字の掛け軸を贈りました。
②㈱東京鉸製作所を訪問し、へら鉸りを実習
③㈱三ツ矢を訪問、メッキの実習で金メッキのスプーンを製作
④㈱勝亦電器製作所を訪問し、電源盤製作のシャーリングと塗装の工程を見学しました。
⑤都立産業技術高専の学生とも変圧器の製作を通じて交流を深めました。
⑥林副区長から修了証が授与されました。
⑦修了式を終えて記念撮影。
以上