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モンゴル工業技術大学で日本式高専教育「モデル教室」がスタートしました。

  当会は、かねてより笹川平和財団(SPF)、及び技能ボランティア海外派遣協会(NISVA)と提携協力して、モンゴルの発展に貢献する実践的技術者を育成するための教育支援活動を進めて来ました。 その結果、2013年10月1日、モンゴル工業技術大学(Institute of Engineering & Technology =IET)の中に、日本式高専教育の手法を取り入れた、建設・土木工学分野の技術教育を行う「モデル教室」が設置され学生数33名でスタートしました。

  この「モデル教室」の設置プロジェクトは、2012年5月、当会がモンゴル工業技術大学より、「具体的なモンゴル版高専教育プログラム」の作成・導入につき支援要請を受けたことから、国立苫小牧工業高等専門学校(以下苫小牧高専)の協力も得て、2013年10月の教室開設を目指して推進してきたものです。

  これに伴い、当会から、中西佑二先生(都立産業技術高等専門学校名誉教授)と西山明彦先生(都立産業技術高等専門学校名誉教授)をモンゴル工業技術大学に長期(1年間)派遣するとともに、高田正志先生(苫小牧高専OB第1期生)に短期(3週間)の派遣教師として現地へ赴いてもらいました。

  2013年10月15日に開設セレモニーが行われ、翌16日から早速授業が始まりました。その様子を伝える写真をご覧ください。
  なお、本年度は、当面2014年3月までに、更に3名の教師を短期(3週間)派遣の予定です。

◇    開講セレモニーにおける当会藤田安彦代表のDVD録画によるメッセージ放映の様子

◇    SPF小柳特別基金事業室副室長(右)とIETガンバット学長との本件事業に係る契約調印の様子

◇    西山先生の講義の様子

◇    中西先生(右端)の機械実習打合せの様子

◇    高田先生(右端)の立体地図についての教師への指導の様子

◇    大平原のレストランでの3先生(左から中西先生・西山先生・IETセルゲレン理事・高田先生)

◇    大平原の風景

 

◇なお下記サイトもご覧ください(中西・西山両先生と学生とのリクレーションの様子)
        http://iet.mn/?p=5757