モンゴル国会議員団を、「都立産技高専」と品川区企業「㈱三ツ矢」へ視察案内 &「モンゴル国会議員団歓迎レセプション」(主催:笹川平和財団)へ出席
平成26年2月24日、モンゴル国会議員団7人が笹川平和財団の招聘で来日しました。経済発展著しいモンゴルでは、環境保全への取り組みが課題となっており、その分野での日本の技術に大きな期待が寄せられています。今回、その観点から同財団の要請を受けて、2月27日当会として、都立産業技術高専と㈱三ツ矢(メッキ加工業)を紹介案内し、視察を行っていただきました。
都立産業技術高専では、サルダン・オトントヤ議員団長が日本の国会で云う「文教委員会委員長」でもあることから、入試、授業・カリキュラム、授業料、奨学金、卒業研究、就職、学生寮、留学生等々、幅広く多くの事柄について鋭い質問と活発な意見交換が行われました。懇談の後、学内の実験実習工場、実験施設等を見学しました。議員団の皆さんには、高専教育システムへの一層の理解が得られたものと考えます。
また、㈱三ツ矢では、スライドによる会社概要の説明の後、メッキ加工工場を視察しました。議員団は、同社の技術・経営手法に強い関心を寄せるとともに、東京都心に工場を構えて操業する同社の環境技術と環境に配慮した経営姿勢を高く評価、その後の懇談では、これに学びたいと、サルダン・オトントヤ議員団長からのコメントがありました。
この視察に先立つ2月26日、ホテルニューオオタニで開催された笹川平和財団主催の国会議員団歓迎レセプションには、当会から理事の井上 徹 都立産業技術高専教授等8人のメンバーが参加出席しました。そこでは、同議員団に対し、モンゴル工業大学(IET)の「モデル教室」、及び「日本式高専創設へ向けての当会活動」への支援をお願いいたしました。
団長サルダン・オドントヤ議員
モンゴル国会議員団の議員メンバー
フレルバータル駐日モンゴル国大使
元外務副大臣、現衆議院議院運営委員長逢沢一郎議員と当会メンバー
サルダン・オドントヤ議員団長と歓談するデミ当会理事
バットツォグト議員(リボン)と当会メンバー、右端はセルゲレンIET理事
オドントヤ団長と、右当会内川専務理事、左俵理事、左端はセルゲレンIET理事
日本財団笹川会長と森常務へ挨拶するIETセルゲレン理事と当会 俵理事
笹川平和財団羽生会長へ挨拶する内川専務理事
市橋 元駐モンゴル日本国大使(中央)と情報交換(右 内川専務理事、左 池田理事)