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「モンゴル高専」校長バトビルゲト先生が都立産技高専を視察 !!

  2014年6月25日、モンゴル工業技術大学(IET)「モンゴル高専」(正式名称:モンゴル日本共同技術高等学校) 校長のバトビルゲト先生(通称:ビルゲイン先生)と通訳のウルジーナランさん(通称:ウルジーさん)が東京都立産業技術高等専門学校を視察されました。
  お二人は、まず、同校のものづくり工学科電気・電子工学コースの教授 井上徹先生を訪ねられました。井上先生は2011年8月モンゴルのものづくり人材養成の実情調査団の一員としてIETを訪れられたことがあります。
  井上先生の案内で、お二人は、産技高専の研究室、実験室、工場、クラブ活動室、図書館等、多くの施設・設備、教室を見学されました。ロボコンクラブや鉄道同好会のクラブ活動の部室では、ロボットや鉄道模型を触ってみたり、学生の説明を受ける等して交流を図られました。
 また、今年9月に短期派遣教師としてIET「モンゴル高専」に赴かれる予定の黒木啓之先生(電子情報工学コース准教授)にも面談挨拶をされました。モンゴルでの再会を誓い合っていらっしゃいました。

写真① 機械加工実習工場で井上先生の説明を受けるビルゲイン先生(左)とウルジーさん(中央)

写真② 機械加工実習工場に「展示中の旋盤」(下) と「その説明書き」(上)
 
 


  都立高専草創期の学生達の作品です。言わば、この旋盤には当時の高専学生のものづくりに対する”魂”がこもっています。
説明書きにある昭和37年4月の「総合実習」には、現在IETに赴任中の中西佑二客員教授(都立高専第1期生)が実習学生として参加されています。
 この"魂”も、「モンゴル高専」の学生たちに伝承しょうと、今、中西先生はIET「モデル教室」で奮闘、ご活躍中です。

写真③ その旋盤をお二人に説明する井上先生(左)

 

写真④ 総合実験工場で、卒業研究に取り組み励んでいた女子学生(中央)と

 

写真⑤ モンゴルでも今注目されている「5 S運動」の標語の掛る総合実験工場で

 

写真⑥ コンピュータ支援のFMC工場を見学するお二人

 

写真⑦ 3Dプリンター作品

 

写真⑧ 未来工房でサッカーロボットについて富永一利教授(左)から説明を受けるお二人
 

写真⑨ サッカーロボットの写真を撮るお二人

 

写真⑩ 学生に人気の高いロボコンクラブの部室で、部員から説明を受けるお二人
 

写真⑪ 鉄道同好会の部室で模型の電車へ手を伸ばす通訳のウルジーさん
 

写真⑫ 図書館を見学(右から井上先生、ビルゲイン先生、ウルジーさん、内川当会専務理事)
 

写真⑬ 9月短期派遣教師としてIET「モンゴル高専」へ赴かれる黒木先生(右から2人目) と

写真⑭ 産技高専正面玄関前で

 
以上