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「モンゴル高専」が正式にスタート

  2014年9月1日、「モンゴル高専」(正式名称:モンゴル日本共同技術高等学校)がモンゴル教育科学大臣の承認を得て正式にスタートしました。この「モンゴル高専」は、昨年10月にモンゴル工業技術大学(IET)の中に開講した「日本式高専教育モデル教室」を母体としています。
  この日、IETでは、国会文教委員会のサルダン・オトントヤ委員長のご臨席を仰ぎ、また日本から笹川平和財団(SPF)の茶野順子常務理事、及び同窪田新一コーディネーターを来賓としてお迎えして、「モンゴル高専」の創立記念式典と入学式が挙行されました。
  入学式は、日本式に行い、両国国歌斉唱の後、新入生一人一人が担任よりその名前を読み上げられ、3学科(建設・電気・機械工学科)約90名の入学が許可されました。既に「モデル教室」にて1年間の高専教育を受けた34名の学生達は、2年生に進学しました。
 これから、モンゴル国の将来を担う優秀な実践的技術者がこの学校で育成され、巣立って行くのが楽しみです。

①国会文教委員会 委員長サルダン・オトントヤ氏 (中央)を、「モンゴル高専」のビルゲイン校長先生(右端)とIETのセルゲレン理事(左端)が出迎えました。

サルダン・オトントヤ委員長は、今年2月「モンゴル国会議員団」の団長として来日。その際、当会として、委員長はじめ視察団を都立産業技術高専や、品川区企業㈱三ツ矢へ案内しました。

②「モンゴル高専」創立式典・入学式典の祝賀幕と登校した新入生達

新校舎の玄関前に整列した新入生。この後、校舎オープニングのテープカットがあり、新担任に案内されて教室に入りました。

③来賓(中央演壇左側)を迎えて、日本式の入学式がスタート

起立して両国の国歌が流れ、その後、入学式が厳かに行われました。

④担任より一人一人の新入生の名前が読み上げられました。

 
⑤呼ばれた学生はその場で起立

⑥サルダン・オトントヤ国会文教委員会委員長のご祝辞

 

⑦茶野SPF常務理事のご祝辞

⑧2年生に進級する「モデル教室」の先輩たちが、日本の歌を合唱して新入生を歓迎

⑨会場後方で、式典を見守る新入生の保護者達

⑩新しい教室に入った新入生たち

着席している机・椅子は、7月に日本から搬送、寄贈したもの。
後方には同じく寄贈したロッカーや、黒板・掲示板等が見えます。

⑪教室を視察するサルダン・オトントヤ文教委員長(左端)、
 

⑫「モンゴル高専」の「校章」「校名」の標札の前で

左端はガンバットIET学長、右端はビルゲイン校長先生、
中央お二人は西山先生(中央左)と中西先生(中央右)
左から二人目は来賓のJICA日本人材開発センターの神谷氏

以上