「モンゴル高専」で新入生へのオリエンテーションを実施
「モンゴル高専」では、2014年9月19~20日の2日間、ウランバートル郊外のナーランダル国際青少年センターで、この9月に入学した新入生に対するオリエンテーションが実施されました。
これには、新入生、指導教師等、併せて100名を超える関係者が参加しました。泊りがけで、高専生活についてのガイダンスが行われました。学校案内、履修科目、学校規則、心構え、学生手帳等々、学校生活に必要な情報についての幅広く、詳しい説明会とともに、バスケットボールや綱引き等のレクレーションも行われました。寝食を共にし、懇談やスポーツ等を通じて、学生同士の、また教師との間の絆が深まりました。
モンゴルでは、このような泊を伴う学校行事は珍しく、初めての試みではないかと、ビルゲイ校長先生は言っています。
①初日早朝、「モンゴル高専」校舎前に全員が集合
これから、クラスのプラカードを先頭に、15分ほどのバスの停留場に向かいます。
②センターの送迎バスに乗り込み、出発
2台のバスに分かれて乗車。
③キャンプ場に到着。広場に整列して自己紹介後、オリエンテーションの説明を受ける。
④宿舎へ入る前に施設恒例の体操、その後、宿舎の使い方の説明を係員から受ける。
⑤荷物を部屋に置いてから丘の上の研修棟へ。
(モンゴルの空は、紺碧で吸い込まれそう)
⑥早速、オリエンテーションでの研修開始、全員集合、皆緊張気味
⑦中西先生の、日本の高専のお話
⑧セルゲレン先生の校則のお話
⑨アマル先生からの「学生便覧」の説明
⑩日本から送られたラグビーボールを前に、体育の先生が全員にラグビーのルールを教える。
1組から3組までコの字型になって説明を受け、このあと1組2班に分かれて練習します。
⑪さっそくパスの練習
感想を聞くと、ラグビーが楽しかったという学生がいて、クラブができそうです。
⑫夕食。おかずは、好きなだけお皿に取ることができる。
学生の感想は、食事がおいしかった、と言っていました。
⑬早朝の体操
2日目は、7:00起床、7:20外の広場で体操です。キャンプ場の指導員が若者向きの
体操を披露していました。私たちも一緒で、終わってから体が温かくなりました。
⑭2日目午前のスポーツ大会運営は、各クラスのリーダー達主体で行うことに。
朝食前の時間を利用して最終確認を行うクラスのリーダーの皆さん
⑮眩しい朝日を浴びて食堂前で記念撮影
皆さん、朝食が待ち遠しそう。
⑯朝食風景
もう、クラスを超え、女子学生は仲間になっていました。
⑰クラス対抗スポーツ大会はバスケットボールから
⑱黄色い声援
⑲サッカー
サッカーもモンゴルでは盛んなスポーツです。
⑳クラス対抗綱引きで、スポーツ大会は最高潮へ
㉑班別対抗、皆さん力が入る。
㉒キャンプ場での行事を終え、各賞の表彰が行われた。
担任から賞品が学生に渡され、担任と学生との絆も深まりました。
㉓参加者全員での集合写真
(背景の建物は、ナーランダル国際青少年センターの宿舎)
前1列目には、西山先生(左端)、中西先生(左から5人目)、今出先生(左から10人目)のお顔が見えます。また、ビルゲイン校長先生(から6人目)も参加されています。
㉔引率した先生方も記念撮影
ナーランダル国際青少年センターは雄大で、すばらしいところでした。
㉕キャンプ場からの眺め
日本の晩秋を思わせる気候、青少年センターはなだらかな山と山の間の
裾野が広がるところにあり、山裾には各国の民家が建ち並びます。
以上